初心者でも簡単♪なぞり絵刺繍をメイク

まっさらな生地に、絵を描くように刺繍をしてみたい。

でも、いざ取り組んでみると、針を刺すまでにはたくさんの工程が必要です。
特にきちんと取り組まないといけないのが、刺繍をする前の下書き。
綺麗に写したつもりでも、線が途中できれてしまったり、いつの間にか消えてしまっていたり。
そのせいで、アウトラインがいびつになってしまった、、、。
そんな経験はありませんか?

今回ご提案する「なぞり絵刺繍」なら、下書きをしなくても、材料をそろえてすぐに取り掛かれます!

ぜひ挑戦してみてくださいね。

ご用意頂くもの

刺繍糸 お好きな色
刺繍枠 1個
刺繍針 1本
★モノトーンのプリント生地

その他 ビーズ、スパンコールなど。

材料と道具の選び方

刺繍糸にはたくさんの種類があります。
今回は一般的な25番糸を使用しましょう。
手芸洋品店であれば70円~100円位で購入できます。

 

「刺繍枠」は使用することをお薦めします。
枠をはめると布がピンと張るので、より針が刺しやすくなります。
大きな枠は扱い辛かったり持ち運びも大変なので、なるべく小さな刺繍枠ご用意下さい。

 

 

 

刺繍針は、フランス刺繍針を使用しましょう。
普通の裁縫用の針でも刺繍ができないわけではありませんが、
刺繍針の方が、一般的な針より糸を通す穴が大きく作られています。
刺繍のしやすさや作業の効率性にも関わるので、出来れば専用針を。

100円ショップで売っている針セットの中にも刺繍針が入っています。
また、刺繍糸や刺繍枠も売っている場合があります。
取りあえずやってみようという方は、刺繍糸、刺繍枠と刺繍針をセットで
100円ショップで購入するとよいでしょう。

 

では、肝心の生地選びです。
生地はプリントされていてなるべく色数の少ないものをチョイスします。
地が白で線が黒のものが刺繍糸を入れた時に目立ちます。
他にも地が生成りで、線が赤や青などの生地も◎
針を刺しやすい適度な厚みのものが良いでしょう。

 

刺繍メイクの方法

まずは、生地を刺繍枠にのせましょう。
ピンと布が張っている方がよりきれいに刺しやすくなります。

 

次に糸を針穴に通します。
6本の糸が束になっているので、使いやすい長さで切って、
好みの太さになるように抜いて使用します。
繊細な刺繍を施したい場合は2~3本が目安。
これで準備はOK。

 

では実際に刺繍をしていきましょう。
ステッチには、数多くの種類がありますが、
基本のステッチだけで、充分です。

 

アウトラインステッチ                   引用元:youtube:annas川畑杏奈さん

 

 

チェーンステッチ                     引用元:youtube:annas川畑杏奈さん

 

 

フレンチノットステッチ                  引用元:youtube:annas川畑杏奈さん

 

今回の刺繍ではこのようなステッチを取り入れています。

〇アウトラインステッチ

猫の毛並みの様な、流れを感じさせるものに使用しました。

ラフに刺していく方が本物に近い自然なステッチができますよ。

〇フレンチノットステッチ

ひげの根元部分に使っています。

ぽこっとした立体的な表現ができます。

お花の中心を表現するときにもよく使われるステッチです。

〇チェーンステッチ

首輪部分に刺してみました。繊細に面を埋めたい時によく使われるステッチで、

この方法だけ覚えているだけでも刺繍を楽しめますよ。

〇その他

目には細長いグラスビーズを。

一度下側から針を入れてビーズを通してから、裏で縫い留めます。

ひげは、糸を1本どりにして、下絵の通りに刺しています。

 

刺繍の出来上がり!

モノトーンの中に一部だけ刺繍する方が、なんだか新鮮で面白いですね。

出来上がった刺繍は、ぜひ、ポーチ等の小物に変身させてあげて下さい。

 

終わりに

いかがでしたか?

「なぞり絵刺繍」は、少しぐらいラインをはみ出したりしても全く問題ありません。

それが、ポイントになり、個性豊かな作品に仕上がりますよ。

色を変えてたくさん作ってみるのも楽しいですね。

世界で一つだけの刺繍小物。お友達のプレゼントにも喜ばれそうです。

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